地歌「石橋」

地歌「石橋」は、四世宗家による振付に六世宗家振付として手事部分を増補致しました作品です。勇壮な能の「石橋」の世界により近づけ、劇場にも即して舞台道具にも工夫致しました。

伝承された作品に増補し作品を発展させた代々宗家に倣い、四世宗家の振付作品に六世宗家の新たな振りを付け加えた作品として、次の代に六世の色を残し、伝えて欲しいとの願いからお目だるいことではございましたが、息子達により勤めさせていただきました。